4 May 2018
【記事公開日】2018/05/04
【最終更新日】2018/09/04
記事の目次 好きな所から読めます
肌断食に興味をもって始める人はとても多いのですが、失敗し挫折してやめてしまう人が多い肌断食。
多い理由は乾燥による肌の悪化や、いつまで続くのか解らない乾燥の辛さやかゆみが止まらないなどの不安。
また乾燥が原因で肌がボロボロになり見た目が老けて怖くなってやめたなど。
肌断食を始める季節でも、夏や冬は乾燥や汗などで継続が難しいことも。
今回は肌断食の挫折や失敗の原因やデメリットなどをお届けします。
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肌断食の挫折や失敗の原因と多い季節
肌断食の挫折や失敗に多いのが下記の原因です。
- 乾燥がいつまで続くのか解らず不安になった
- ニキビや角栓などの肌トラブルが起こり治る様子がない
- 元々肌が弱い上に悪化した
- メイクがやめられない
- 見た目が老けた
- シミやシワが増えた
挫折や失敗の原因は人それぞれ違いますが、乾燥が酷くて辛い、ニキビ、シワ、シミ、角栓など見た目が悪くなってストレス、いつ終わるのか解らないなど先がみえない不安や肌の悪化が、肌断食を挫折・失敗する主な原因のようです。
ではどのくらいで挫折したのでしょうか。
肌断食を挫折・失敗した期間
多い順に並べるとこのような感じです。
- 1ヶ月
- 2,3週間
- 3ヶ月
1ヶ月が多いのは2週間位乾燥に耐えた頃、ニキビや肌の見た目が悪くなり、それが1週間続き良くならずまた1週間耐え・・この辺りで逆に治らず酷くなってくると、もう無理と思う人が多いようです。
確かにどんどん酷くなればイヤになりますよね。元のような肌に戻るのか不安にもなってしまいます。
次に多い2,3週間は開始からすぐの乾燥と、酷い肌トラブルにパニックになり、トラブルが酷いと不安になり耐えられずやめるパターン。
急にニキビだらけやモサだらけになったら大丈夫か心配になりますし、今ならまだ間に合うと思ってしまいますよね。
そして3ヶ月。ここまで続けたのに一向に効果や変化がない。やってもムダかもと挫折する。
解ります、3ヶ月も続けたのに変化が無かったらやる気が失せます。
こうして見ると肌断食を始めて1、2週間くらいは誰しも乾燥に悩まされますが、そこから更に肌トラブルが起こるのが少しだけ(ニキビ3個位など)なら、頑張ろうか・・と思えますが、顔全体にニキビが発生したりすると、不安が強くなってやめる、続けるかどうか悩む人が多くなります。
期間もトラブルを抱えた上で耐えられる限度が1ヶ月くらいです。1ヶ月を過ぎてもニキビや角栓など見た目の部分が解消しなければ、続けるのが辛くなってきますよね。
ではどの時期に挫折することが多いのでしょうか。
肌断食を挫折・失敗した季節
肌断食を挫折した人が多い季節は、冬と夏が多くなります。
原因は冬だと肌の乾燥が酷くなる、マフラーなど顔に接触する物が多い、エアコンなどで乾燥が進む、寒さによるストレスなど、通常でも冬は肌が乾燥して大変という人が多い中、かなり酷い乾燥になってしまうため、治りづらくなってしまいます。
次の多い夏ですが、乾燥に加え紫外線対策ができない、日焼け止めを塗れなくて怖くなった。
シミが増えた、汗をかくため肌の清潔を保ちにくい、ニキビが増えたなど、夏は特に日焼け止め対策やシミが気になって続けるのをやめた人が多くなります。
また季節の変わり目は気温の変化などがストレスになり、肌がトラブルを起こしやすい時期になります。
毎年この時期は調子が悪いなと思いあたることがあるときは、避けた方がやりやすくなると思います。
人は無意識に感じるストレスでも肌のトラブルを起こし、ストレスが強いと毛穴を閉じてしまう傾向があります。
毛穴を閉じてしまうと、角栓が取れずに黒ずみになってしまったり、毛穴の角栓がニキビへと変わってしまったりしますので、始める季節も注意が必要です。
そしてどの季節でも多いのが、乾燥で肌がボロボロ、見た目が老けた!などの肌の乾燥による状態の悪化。
たしかに肌が乾燥でしわしわ・ガサガサ、ボロボロになると、見た目もー10歳くらいにみえてしまいますよね・・。
肌断食で肌が悪化する原因はどんなことがあるのでしょうか。
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肌断食が悪化する原因は?
肌断食が悪化する可能性が高いものにはどんな原因があるのでしょうか。
- 肌断食が悪化する原因は、乾燥が酷いのに無理をした
- メイクが仕事上などやめられない
- 洗顔フォームを使い続けている
- ワセリンの塗り過ぎ
- ワセリンでかぶれていることに気づかない
- 乾燥している部分が接触している
- 脂漏性湿疹になっている
- 元々肌が弱い
- 食生活や腸内環境、生活習慣がよくない
- ストレスが多い、睡眠不足
- 元々肌が弱い
など、他にもたくさんあるかも知れませんが、こんなことがあげられます。
肌断食の方法は全てやめるのですが、いきなり全てをやめてしまうとインナードライ度が高かった人は、10階ビルから落ちるくらいの衝撃があります。
結果、肌がボロボロになり取り返しがつかない場合も。
またメイクをやめることができないと、クレンジングを使い続けることになるので、一向にインナードライが治りません。そのためずっと同じ場所を行ったり来たりという風に効果を感じられず辛くなります。
そして弱アルカリ性の石鹸ではなく、洗顔フォームのままでいいかと洗顔フォームを使い続けると、界面活性剤が含まれているものなら、クレンジング同様乾燥が止まらず、乾燥だけがひどくなるだけの場合も。
また弱アルカリ性の石鹸が合わないという人もいます。
さらにワセリンを多く塗りすぎると、肌にフタをしている状態になるためニキビや毛穴の詰まりが酷くなってしまいます。さらには皮脂膜が自分でつくれない状態を作ってしまうため、いつまで経っても肌の突っ張りが改善しない場合も。
他にはワセリンの成分に肌が負けてしまう、乾燥している部分を触りすぎていたり、何かが触れていたり、元々肌が弱い人は肌断食で最初から全てを断つのは危険です(元々自分で肌を守れる強さが弱い場合があるため)
またニキビができたと思っているそのニキビが脂漏性湿疹の場合もあります。
最後に生活習慣が良くないと、肌は元気になってくるのが遅くなります。
などざっと上げてみましたが、肌断食が悪化してしまう原因は探せばいろいろあるのです。
ただ単に乾燥だけが悪化の原因ではないのですね。
肌断食で気をつける事は?
肌断食を始める場合で、意外と気をつけておかないといけない事は肌と何かの接触です。
理由は肌断食を始めた肌はとてもデリケートです。肌を守っている皮脂膜も直ぐには回復してくれませんし、皮脂膜が回復しないと角質も弱くなり剥がれやすくなります。
肌断食の開始直後の肌は、角質がむき出しのため、色々なものが肌にこすれると肌がめくれ上がってガサガサになったり、角質が接触することでバラバラと剥がれると、ニキビや角栓の原因になり、悪化する恐れもあります。
肌が整っていない状態は、肌にいる菌のバランスがおかしくなり、化膿したり、ニキビの原因であるアクネ菌が大量に増えたりすることもあります。
肌断食開始後の肌は、怪我をしている肌と同じです。何かがあたると治りが遅くなりますし悪化もします。
触れてもケガの様に深くないため、それほどの痛みがないかわりに、ニキビの悪化や長引き、カサカサが治らないなど、何かしら肌もサインは出しているのです。
そのサインも見逃さないようにしてくださいね。サインがでる=何か原因があるということです。
角質がむき出しの肌は、いつもよりデリケートです。
なんともない柔軟剤だったり、タオルの感触だったり、髪の毛だったり、洗剤だったり、服の繊維や、雑菌などがついている手で触る・・・など本当に沢山の、え?こんな事もなの??と思うような接触で肌トラブルが治らなかったり、悪化したり、ニキビが大量に出来て治りにくかったりするのです。
肌が元気ならなんとも無いことですが、肌が弱ってしまっている肌断食開始後は、乾燥だけを気にするのではなく、肌にあたるもの、肌のサインも気にして欲しいなと思います。
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肌のかゆみは乾燥が原因?
肌が乾燥するとかゆくなりますし、何かが触れると接触炎症を起こしてかゆくなることもあります。
乾燥のかゆみはワセリンで保湿をして、なるべく触らないことが一番なのですが、ニキビのようなものがある、かさぶたのようなものがある、かなりガサガサのかゆみは脂漏性皮膚炎の場合もありますので、同じかゆみでも注意してくださいね。
またワセリンがあわなくてかゆみがでる人もいます。
ただ単に乾燥によるかゆみは、保湿されてくると良くなってきますが、違うかゆみはその原因と取り除かないとかゆみが治らないので、何か原因になっているものはないか考えてみてください。
肌断食のデメリットは?
肌断食のデメリットは、初期の乾燥が酷い時期に予期しない肌トラブルに見舞われることです。
また中途半端にやめてしまうと、始める前の肌よりも酷い状態になってしまうことも。
乾燥が酷い、ニキビが増えるなどなにか肌トラブルが起こる場合は、必ず何か原因があるのですが、その原因が解らないと状態をいい方向にどう持ってくればいいのかがわかりません。
そのため肌断食は誰でも簡単に始めることができますが、誰でもきれいな肌になれる保証はないということだけは覚えておいてください。
確かに肌が皮脂膜を作れるようになり、角質層が潤い、肌にいいものしか取り入れない状態になるのなら、肌はキレイになるとは思います。
しかし人それぞれ持っている肌質や環境が違うため、その状態に絶対になれるかはわかりません。
肌断食は化粧品やケアをやめるという単純なものですが、失敗したときの代償も大きいです。
それだけは忘れないでください。
肌断食に向いている人向いていない人
肌断食をするのに向いている人と向いていない人はどんなタイプの人なのでしょうか?
まずは向いている人はこんな人が多いです。
- 規則正しい生活がある程度出来ている
- ストレスに強い
- 精神的に辛い環境で生活はしていない
- メイクをしない日があっても大丈夫
- ナチュラルメイクが好き
- 肌が強い方だった
- 余りお手入れもそこまで力を入れていなかった
- 普通肌
- アレルギーなどは余りない
- 肌トラブルは少ない方
- 食生活は悪くないほうだ
ニキビや肌トラブルは、生活の乱れやストレスともかなり関係していて、肌断食をしっかりしていても、ストレスが凄かったり、睡眠時間が短かったり、食生活が乱れていると、上手く行かない場合があります。
また今までしっかりスキンケアしていた場合は、かなり肌が弱っているため、時間が掛かる事が多いですし、メイクが大好きでしっかりしたい人は、どうしてもメイクを落とすのに、クレンジングが必要だったりすると、肌断食が上手く行かないことも。
ある程度メイクも妥協でき、肌のお手入れもそこまでしていない方だった、肌は強い方、規則正しい生活が出来ている人で、余り肌断食の前後の状況と変わらない場合は、大きな変化が少ない分続けやすいのです。
では肌断食に向いていない人はどんなタイプでしょうか。
- 規則正しい生活が難しい
- ストレスに弱い
- 精神的に辛い事がある
- 睡眠時間があまり取れない
- メイクは濃い方がいい
- 絶対にメイクをしたい
- 肌が弱いタイプ
- 乾燥肌・敏感肌
- アトピー性皮膚炎
- 昔からもの凄いニキビに悩まされた
- かなりスキンケアでお手入れして来た
こんなタイプの方はいきなり全部をやめてしまうと、乾燥に悩まされる可能性が高くなるため、少しずつ減らしてみたり、まずは夜だけ始めてみたりなど段階を踏んで行った方が、続けやすいのではと思います。
通常の状態でも肌トラブルがあるなら、肌断食を行うとかなりのトラブルが考えられるからです。
それなら今の状態から、少しづつ肌に影響のあるものをやめていく、変えていくことから始めてみたほうが差が少なくなる分、肌の負担を減らせると思います。
まとめ
肌断食を挫折したり失敗してしまうと、元の肌より老化したり酷いボロボロ状態になってしまうことがある肌断食。
また始める季節によっても、失敗しやすい場合もあります。
かゆみがでたり乾燥がひどかったり、ニキビが大量にできたりと、始めてみてデメリットも多い肌断食ですので、肌が弱い人や乾燥がかなり酷い場合は、肌断食前と肌断食後の環境をいきなり10から0にするのではなく、少しずつ変えていくなどして、肌にいきなり負担が掛からないようにしてみてください。
そして食事や規則正しい生活も大事な要素です。
酷い場合は何か原因がありますので、思い当たることを取り除いてみたりするなどして、焦らずにゆっくり続ける気持ちで、無理なことはしないでくださいね。
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