肌断食でニキビの期間が長いと皮膚科で薬を!脂漏性皮膚炎かも

【記事公開日】2018/05/03
【最終更新日】2018/09/05





肌断食を始めると悩まされることが多いニキビ。

確かに肌断食を開始するとニキビが出来やすくなるのですが、期間が長かったり悪化するなどの経過をたどるときは、ニキビでない可能性も。

実は脂漏性皮膚炎の場合もあるのです。

 

今回はニキビと脂漏性皮膚炎の違いについてお届けします。


肌断食のニキビの期間は

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肌断食でおこるニキビの期間ですが、原因を取り除き保湿をしていれば2週間くらいで治ってきます。

それ以上かかる時、どんどん悪化してくるとき、などはニキビではない可能性が高くなります。

 

ニキビは毛穴の詰まりが取れ、炎症が収まると治ってくるのですが、脂漏性皮膚炎になっている場合は治療法も薬も対策も全く違うものになってしまいます。

しかもやっかいなのはニキビと似ているところ。さらに肌断食の場合は肌が乾燥してガサガサになっているので見分けがつきにくいのです。

脂漏性皮膚炎とは

脂漏性皮膚炎は頭や顔面などの皮脂の多い部位や、腋の下などの汗や摩擦の多い部位に皮膚炎が現れる病気です。新生児期から乳児期のものと成人のものに分けられます。

30歳、40歳台に多くかゆみはあまりない場合が多いですが、かゆみを感じる場合もあります。

 

また皮膚病なのでほっておくと悪化する上に治りません。自然に治ることが困難な皮膚炎なので皮膚科へいかなければ治らない場合が多いのでやっかいです。

脂漏性皮膚炎の原因は

脂漏性皮膚炎の原因は、はっきり解明されていません。

しかし遺伝的要因、環境的要因、精神的ストレスなどが関与しているといわれており、最近では皮膚の常在菌であるマラセチアというカビの一種が関係していると認識されています。

 

肌断食は極度の乾燥で、肌の常在菌のバランスが崩れてしまうため、マラセチアが増えて脂漏性皮膚炎をおこす可能性が高くなることがあります。

そのためニキビだと思っていても、治るまでの期間がかかりすぎる、悪化するなどのことが起こった場合は、脂漏性皮膚炎の疑いもあるのです。

 

また皮脂膜ができていない肌断食の初期の状態では、バリア機能がないため皮膚に刺激を与えてしまい、皮膚炎を起こしたり悪化することも起きてしまうのです。

そして慢性化することもあるため、早めに治すことが重要になります。


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脂漏性皮膚炎の薬とは

脂漏性皮膚炎の薬はステロイドやカビに効果のある抗真菌外用剤などが使われます。

 

そのためニキビとは全く違う薬、治療法になるためニキビだろうと思い放置することが一番良くありません。

またシャンプーや洗顔剤なども抗真菌作用のあるシャンプーにするなども、早く治るためにも有効な手になります。

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抗真菌のシャンプーや洗顔でしっかりケア

脂漏性皮膚炎の画像は

脂漏性皮膚炎の画像ですが、みていただくとニキビとよく似ています。

カサついている事が多いので、肌断食のガサガサと一緒になるとわからなくなってしまいそうですよね。

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他にも脂漏性皮膚炎で検索していただくと、画像などは見ることができますので、似た症状でないか確認してみてくださいね。

放置しておくと段々悪化してきますので、おかしいなと思ったら早めに脂漏性皮膚炎でないかだけでも、診てもらった方がいいと思います。

まとめ

 

肌断食はニキビなどの症状が現れても、1週間ほど我慢すれば治るかななど原因が解らない、症状も解らないまま続ける人がほとんどです。

脂漏性皮膚炎も乾燥のため肌のバランスが崩れ、常在菌の数がおかしくなることが発端で起こるため、わかりにくいですよね。

 

そのためニキビと勘違い、あるいは勘違いのまま病院に行かないため治らない人は沢山います。そして肌断食をやめてしまう。

肌断食は我慢することではありません。肌断食を続けていて治りが遅いおかしいと思ったら、好転反応だとか1ヶ月は我慢だとか、そんな忍耐は必要ないと思っています。

 

肌断食は化粧品で疲れた肌をリセットするものです。その過程で肌の調子が悪くなったなら、我慢せず病院で原因を知る事も1つの方法です。






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