肌断食とは本当に肌にいいの?やめたほうがいい?

【記事公開日】2018/04/29
【最終更新日】2018/09/03

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肌断食、人気ですよね。でも肌断食とはどんなものか知っていますか。

ま肌断食と聞いてあなたは一体どんな事を考えますか。

肌がキレイになる、スキンケアが要らない、肌トラブルから開放されたい、肌にノンケミカルな生活をしたい・・など人によって色々な思いがあると思いますが、それぞれ肌にいいイメージですよね。

でも肌断食を調べると、やめたほうがいい、失敗、辛い、酷くなったなど、あまりよくないのではと思うこともあります。

今回は肌が元々持っている機能をまず理解して、肌断食とは?を考えてみたいと思います。


肌が持っている機能とは

肌 断食 と は

肌は人間の一番外側にある部分ですよね。

でも肌がなんでも吸収し身体の中に入れてしまう構造なら簡単に雨水や汚染物質なども侵入してしまうため、人は簡単にやられてしまいます。

そうならないために肌は紫外線や菌、化学物質などが体内に侵入しないように身体を守る強い役割をもっています。

 

そのため化粧水などが肌の奥に浸透することはありません。肌の奥にものを浸透させる行為は医療行為になり、大まかにいうと皮膚科のレーザーやステロイドの薬など、病院で処方される範囲になってしまいます。

市販の化粧水が浸透するなら、人の肌はある意味何でも浸透するということと同じです。

 

実際化粧水や美容液が肌に浸透するというのは表面のみです。肌の奥にはものを入れさせない、そんな機能が肌には備わっています。

もし何でも浸透したら、お風呂に入ったらお湯が浸透し肌はブヨブヨになる。雨に当たったら酸性雨が肌に浸透する。プールに入ったら塩素入りの水が肌に浸透する。汚い水が掛かったら、その水が肌から浸透する、何かが手についたらそこから身体の中に入って行く・・・。

そうならないために、元々肌は外的要因から肌を守る強い機能を持っています。短時間なら紫外線も跳ね返す力があります。

しかし肌をお手入れすることで、肌が外から身体を守る機能が低下します。過剰なケアが元々持っていた肌の強い防御機能を無くしてしまうのです。

 

結果、肌は自分で保湿をする力が弱くなり、化粧水などの成分のみで肌の表面を保湿し、肝心な肌の表面から下の部分はケミカルな成分でやられてしまい、ラメラ構造が崩れて水分が逃げてしまい乾燥肌になります。

インナードライという内側は乾燥しているけれども、表面だけは潤ったようにみえるという状態になってしまうのです。

 

人間の体は約60%が水でできているため、肌の構造が崩れると水分が保てなくなり乾燥肌になります。

またケミカルな成分は肌の機能を破壊しますが、直ぐには肌の奥へと浸透しません。肌の防御機能があるからです。しかし長い年月を経て浸透すると、よくいわれている環境ホルモンの問題に発展します。

そして肌の元々持っている機能を取り戻そうの始まったのが肌断食です。


肌断食とは?

肌 断食 やめた ほうが いい

肌断食は肌の機能を破壊してしまっている、化粧品などを一度全てやめて、肌が元々持っている保湿機能を回復させるという行為です。

また極力肌によくないものは使わないようにしようというもの

また肌の機能は年齢は関係ありません。年齢と共に無くなって行くのは肌の弾力(コラーゲン)だけです。水分を保有できる力は年齢で多少劣っても、子供も大人もそれほどの違いはありません。

 

そのため肌断食は年齢を重ねた人でも肌を回復できるためおすすめできますし、若い時から肌によくないものは使わないようにして肌本来の機能をしっかり保つためにもおすすめなので、年齢を問わず行えるものです。

元々肌は人を外的要因から命を守る位の強い機能を持っています。それをもう一度目覚めさせましょう。

というのが肌断食ですね^^

 

しかし肌断食を行っていても、季節の変わり目、ストレス過多の時、体調が悪い時などは、身体の内部も弱っていますから、肌の状態がよく無い場合は、界面活性剤などが含まれていない化粧水などでケアすることは大事です。

そして肌も身体と同じで風邪や熱があるときは、普段は何もしなくても薬を飲んだり休んだりしますよね。

また健康を保つために、サプリなどを取り入れる、野菜やビタミンをとるなどあると思います。

 

それと同じで全てをやめるのではなく、必要なものは取り入れるといいのでは。

ただ、取り入れるのは肌にいいものにしてくださいね^^

まとめ

肌断食は今までどれだけ肌に何をして来たか?の違いによって、直ぐに効果が出る人とかなり時間の掛かる人、肌トラブルが少なくて済む人と酷くなる人に別けられます。

肌トラブルが多くでたら、その分今までのケアが過剰だった、間違っていた、肌が弱いなど何か原因があります。また肌断食を始めたときの肌のインナードライの状態が酷いほど、肌トラブルに耐えられなくて肌断食をやめる人が多いのが事実です。

肌がカサカサになりショックだと思いますし、ニキビが多く出たらイヤになりますよね。

 

そんなときは、全てをやめずに段階を経て行いましょう。

少しずつ不要なものを減らしていき、元々肌が持っていた機能を取り戻していければ肌は回復していきます。

 

肌断食は全てをやめるのではなく、不要なものは取り除きますが、今必要なものはうまく取り入れる。

この考えが一番大事なのではと思います。






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