29 Apr 2018
【記事公開日】2018/04/29
【最終更新日】2018/09/05
記事の目次 好きな所から読めます
肌断食を始めると乾燥が辛い、肌が突っ張って痛い、ニキビが大量に出た、シミが増えた、酷くなった、逆に老けたなど色々ことが起こります。
人それぞれ肌質が違いますし、今までの肌のお手入れ状況も違います。
それによって肌断食は乾燥する日数や肌トラブルの酷さなどが違うため、楽に出来る人とそうでない人に分かれます。
肌断食は結構失敗したという人が多く、続けていても変化がない、効果がないという人も。
今回は肌断食の正しいやり方についてお届けしたいと思います。
肌断食を成功させるには
肌断食を成功させるには、まず継続が必要です。
一気に全てやめてしまう方法でも、少しずつ減らしていく方法でもどちらの場合でも、継続しないと意味がありません。
次にあまりにも酷い状態になった場合は、病院へいく、一度中止することも必要です。
そして2週間以上肌の状態がよくないの場合で耐えられないと思う場合は、ワセリンと界面活性剤などが含まれていない化粧水をつけて様子をみることをおすすめします。
かなり酷くなる場合は、元々の肌のインナードライ度が高かったので、いきなりそんな状態で全てをやめてしまうと、やはり肌にはダメージが大きいのです。
そのため、まず肌断食を始めようと思う場合は、今の自分の肌がどのくらいインナードライ度が高いのかを調べてから、全部やめてみるのか、少しずつ減らした方が良さそうなのかを考えてから、始めると成功しやすいですよ。
肌の状態をチェックする方法
では今の自分の肌がどのくらい乾燥が酷いのかをチェックしてみましょう。
使うのは弱アルカリ性の石鹸です。ドラッグストアには大抵置いてある150円くらいの石鹸です。
その石鹸でメイクを落とした顔を泡洗顔してみてください。
そしてその後、何もスキンケアせずにどのくらいの時間平気か、でインナードライ度の高さがわかります。
また弱アルカリ性の石鹸で洗顔するのは、お風呂などをでる一番最後にしてください。
目安は下記になります。
- 5分・・かなりインナードライが高いです。最初から全てやめると酷くなるかも。
- 15分・・まずは全てをやめてみて、様子をみながら調整しても◎
- 30分・・元々の肌はそこまで乾燥が酷くないかも。
ちなみに洗顔で使用する弱アルカリ性の石鹸はこんな石鹸です。
またその他にも、今までの肌環境がどのような感じだったかでも、肌の状態をチェックすることができます。
肌環境でチェック
今の肌状態は、化粧品のケアで保たれているだけで本当の姿は解りません。
今までのケアがどの位だったのかによって、肌断食を始めた場合に起こるかも知れないトラブルの度合いを考えてみたいと思います。
下記に当てはまるものが多いほど、ケアをしっかりしていた事になるため、肌断食を始めた時、乾燥が緩和されるまで時間が掛かったり、トラブルが出る可能性が高かったりします。(個人差はありますが)
- 化粧水、乳液、美容液、パックなどできちんとケアしていた
- 濃い目のメイクやカバー力のあるしっかりメイクをしていた
- メイクを落とすためしっかりクレンジングしていた
- 紫外線対策はバッチリ!日焼け止めでしっかりケアして来た
- 顔のマッサージを器具などを使って強めに行っている
- ニキビが気になるので、数回洗顔してきれいに洗っている
- ニキビが気になるので顔をさわる事が多い
- 洗顔後、タオルで顔をこすって拭いている
- 洗顔は弱酸性の洗顔フォームで洗っていた
- 結構スキンケアはしっかりやって来たほうだと思う
など当てはまるなぁと思うものが多いほど、肌断食後、肌が機能を取り戻すまで時間が掛かってしまう可能性が大です。
理由はしっかりケアをして来た事で、肌の持つ機能が失われている可能性が高いから。そして機能が失われ衰えている上に、さらに使う洗顔フォームやクレンジング剤が強すぎて、肌に刺激を与え、肌自体が直ぐに回復出来るだけの力を持っていない可能性が高くなっているからです。
コレに元々の肌の強さなども関係します。
ケアを凄くしていても元々肌が強い人はトラブルが少なくて済む可能性もあります。逆に肌が弱い人は、肌断食を始めると色々な事に悩まされる事も多くなる可能性が高くなりがちです。
肌の強さや弱さはその人が持っているものなので、簡単には変わりませんが、一度強い方か弱い方かチェックしてみてください。
肌の強さでチェック
肌が強いと多少のことではトラブルが起きにくいですし、乗り越える力を持っています。しかし肌が弱いと精神的な何かが起こったり、無理をすると肌トラブルに見舞われる事が多くなります。
肌断食も今までのケアをしない状態になるため、肌トラブルに巻き込まれる事も多くなる可能性があります。
自分の肌が強めや弱めかを知っておくことで、乗り切れるかゆるめにしようかの判断がつくと思います。
また弱い人は無理せずに行う、休みながら続けるなど自分のペースで行うことで、ゆっくりでも成功への道を歩いていける可能性が高まりますよ。
肌の強さをチェックするのに、非接触皮膚科学様のサイトを参考にしてみてください。
♥参考サイト:非接触皮膚科学 肌の強さ診断チャート
結果はこちらにも表示しておきますね。
- 0から15点・・常に安定しているお肌で 余程のことがなければお肌に影響なし。
- 16~29点・・・おおむね安定していてある程度は元に戻る力を備えている。
- 30~60点・・・とても不安定で 外気や直射日光、体調や季節の影響を受け易い。
- 61~100点・・ 元に戻る力が弱い肌。
1,2は強い肌、3,4は弱い肌タイプになるそうです。自分の肌の強さを知っているだけでも、気持ちの持ちようが違って来ますから、目安にして肌断食を続けて欲しいなと思います。
効果なし変化なしにならない正しいやり方
では肌の状態をある程度わかった上で、肌断食を始める準備ができました。
肌断食の正しいやり方は、全てをやめて辛い時はワセリンを使う。というものです。
しかし下記の期間より長引きそうなら、全てをやめずに減らしていく方法で続けた方が効果がない、変化がないということは避けられるのではと思います。
- 肌の辛さ・・開始後2週間ほど
- 乾燥の落ち着き・・1ヶ月ほど
- 肌の落ち着き・・3ヶ月ほど
自分の肌がチェック時に、かなり傷んだ状態の場合は、全てをやめるのは危険なようにも思います。
そのため様子をみながら行うと続けやすくなりますよ。
また効果がない、変化がないと思う場合は、ひどい状態が長いと回復までに時間がかかりますし、元々肌が乾燥していなければ変化がないと思う時もあります。
その場合は下記のようなことがないかチェックしてみてください。肌断食が原因ではないかも知れません。また肌の突っ張りがなくなって来た頃に、肌にプラスしたほうがいい人もいます。
- 肌が元々乾燥していない
- 乾燥はひどくないけれど、くすみなどでキレイにみえない
- ターンオーバーが正常化しておらず、シミが消えず透明感が感じられない
- 肌断食は行っているが、クレンジングが必要なメイクはやめていない
- 紫外線が怖いので、洗顔フォームで落とすタイプの日焼け止めを使っている
- タバコを吸ったり、睡眠不足、食生活がよくない
- 腸内環境がわるい
- 弱アルカリ性の石鹸、ワセリン以外に実は何かを使っている
- 生活環境が不規則で疲れやストレスが多い
- 弱アルカリ性の石鹸が肌に合っていない
- ワセリンを塗りすぎている
- ワセリンが肌に合わない(皮膚炎をおこすことも)
何か原因がある場合は、効果や変化を感じにくい可能性があります。
また元々肌が弱い場合は、ワセリンにプラス界面活性剤などを含まない化粧水などをプラスしたほうがいい場合も。
正しい方法は全てをやめる、のですが、敏感肌の人など全てをやめてしまうとそれだけではダメで、何かを補ってちょうどよくなるタイプの人も。
そのため効果や変化が感じられない場合は思い当たることを考えてみてほしいのです。
そして足りないものを補ってみて様子をみてください。
肌の突っ張りがなくなってきたら、肌がある程度元気になった証拠なので、界面活性剤などを含まない化粧水やホホバオイルなどをプラスしてもいいかも。
私は肌の突っ張りがなくなって来たころ、あまり変化も効果も感じられませんでした。
そしてホホバオイルで保湿したところ、1ヶ月後肌は何もしない状態でもメイクしたようなキメの整った肌に^^
肌断食は確かに一度はすべてやめるのが正しい方法なのですが、肌の突っ張りがなくなり落ち着いたら、自分に足りない何かをプラスすることも大事なのではと思います。(もちろん無添加のもの)
まとめ
肌断食を始める前は、簡単なチェックをしてまず自分の肌がどんな状態なのかを知ってから行うといいですよ。
またちょっと酷い状態かなと感じたら、無理はしないこと。
そしてある程度、肌の突っ張りがなくなった頃に何をしても効果や変化が感じられないと思った場合は、今一度今の状態を思い直してみて、自分がいいなと感じるいいものをプラスすることで、肌に変化が現れることもたくさんあります。
そのため全てをやめるのは肌が整うまで、その後は肌にいいものをプラスするということも、キレイな肌を作るには大切な考えなのではと思います。
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