肌断食のワセリンでおすすめは白色とサンホワイト?量や種類合わないときは

【記事公開日】2018/04/30
【最終更新日】2018/09/05




肌断食をしていて乾燥が酷い、辛い時に使えるワセリンは強い味方です。

このワセリン白色など名前がついているものが、ありますが種類はいくつかあるのでしょうか。

またおすすめや量、肌に合わないときはどうすればいいのでしょう。

 

今回は肌断食に使うワセリンについてお届けします。


肌断食のワセリンの種類は?おすすめは白色?

肌断食の初期に使うワセリンですが、下記のように4種類あります。

肌 断食 ワセリン

  1. ヴァセリン
  2. 白色ワセリン
  3. プロペト
  4. サンホワイト

不純物を含んだ量が多い順に1から4で並べていますが、おすすめはどこの薬局にもおいてあり、手に入りやすい2番目の白色ワセリンです。

しかし白色ワセリンは微量に不純物がまだ少量残っています。

 

白色ワセリンは日本薬局方の基準に合格しているワセリンなので問題は少ないですが、肌に接触性皮膚炎をおこす人もいます

その場合は更に不純物を取り除いた3,4,番目のプロペトやサンホワイトを使うと、皮膚炎が治まる場合がありますので、使用してみてかゆみや赤みなどの異常が起こらないか試してみてください。

 

価格はサンホワイトで1,000円くらいです。どの種類も薬局で購入可能です。下記は送料が無料になり、薬局になければ楽天の最安値なのでおすすめです。

量は100gもあれば充分です。なぜならワセリンの塗り過ぎは肌によくないから。詳しい理由は下記にあります。



肌断食で使うワセリンの量は?

肌 断食 ワセリン

肌断食で使うワセリンの量は、米粒くらいの量

それを取り少し指でなじませてから薄く伸ばして塗ってみてください。そのあと手で顔を包み込むようになじませます。

ワセリンの量は多すぎると肌に負担を掛けるだけになってしまい逆効果で、ベトベトになり取れにくくなります。

 

またワセリンは良く指で温めるとスゥーと伸びますし、ワセリンが代役を務める皮脂膜ってラップ位の薄さなので、極少量をうすーく伸ばして使います。

塗り過ぎると、皮脂膜が自分で作れなくなる以外にも毛穴に詰まったりニキビの原因になり、逆に肌の状態を悪くする可能性があるため、注意が必要です。

 

まずはこの量を使ってみて、それでも辛いなら少量を痛い部分にだけ追加してください。

ワセリン使い方

ワセリンの使い方でこうしないといけないという決まりはありませんが、ワセリンを付ける状態は肌の乾燥が辛い時なので、余計な刺激を与えないようにクリームのようにビューっと肌の上に伸ばすよりは、指先に少しつけ痛いと思う場所に優しい力でトントンと乗せてなじませる感じで塗ってください。

ダメージが大きい時期は、肌に刺激を与えない様に優しく、出来るだけ肌をこすらないようにつけてくださいね。

 

例えば凄く痛い傷部分につけるなどのイメージで塗ってみてください。(多分力を入れず、余り触れない様に恐る恐るちょっとずつつけると思うのですが・・・^^)

基本優しく!肌をこすらない!そんな感じです。

そして初めは米粒くらいの量でも段々減らしていくこと。全体ではなく痛い部分だけにし、使うワセリンの量や塗る面積を減らしていきましょう

 

ワセリンは毛穴を詰まらせ、ニキビの元になります。また皮脂膜の再生を遅らせる原因にも。

そのため肌断食で使うワセリンは、顔全体に塗るのではなく、痛い箇所だけに塗ることをおすすめします。

 

痛みでそれどころではないかも知れませんが、冷静に観察してみるとTゾーンなどは意外と突っ張っていないことが多いですよ。

他にも食事面や睡眠面でもカバーできれば、肌を助けてあげてくださいね^^

肌断食でワセリンが合わないときは

肌 断食 ワセリン おすすめ

ワセリンの成分が合わない人もいますし、ワセリンが接触性皮膚炎をおこすこともあります。

合わないのに使っているとかゆみや、赤みなどの皮膚炎がひどくなってしまいます。

 

そうなると肌断食の乾燥で肌がかゆいのか赤いのか、肌がワセリンに合わずに炎症がおきているのかわからなくなることも。

そのため肌が弱い人は肌断食を始める前に、ワセリンを顔に塗って大丈夫かパッチテストをしておくことをおすすめします。

合わない場合は、不純物が少ないワセリンに変えてみる、ホホバオイルや馬油など皮脂膜の代わりをしてくれる、肌に優しいものを使ってみてください。


ワセリンの役割|皮脂膜とは

ワセリンは肌断食開始後、皮脂膜を作る力が落ちている間、皮脂膜の代わりに使います。

肌に皮脂膜があるからこそ、人の肌は滑らかで潤いを保てています

 

皮脂膜は皮脂と汗から出来る自然の保護膜で、これが無ければ人の肌はバリアがないのでカサカサ。肌をラップの様な役割で保護してくれています。

肌断食で肌が突っ張って辛いとき、ガサガサのときは、まだ自力で皮脂膜が作れない状態なのですが、ワセリンが皮脂膜の代わりをしてくれている間に、肌は自力で皮脂膜を作り機能を回復していきます。

 

そして皮脂膜が作られるようになると、ワセリンをつけなくても「あれ?突っ張り感が無くなって来た??」と感じ、ワセリンとサヨナラする日が来るのです。

また皮脂膜は肌を一番外側で守る役割をしていますが、洗顔やクレンジングをするとその中にある界面活性剤の成分によって洗い流されてしまいます。

本来は無くてはならないバリアをしてくれている皮脂膜を、洗顔やクレンジングで取ってしまっているのが現実です。

ただ皮脂膜は一晩寝ると通常は復活します。

 

しかし落とし穴があり、洗顔やクレンジングで洗い流されてしまった皮脂膜が復活するには、洗顔後なにもしないという条件があります。

通常は洗顔後、化粧水や乳液で保湿ケアをしますよね。でもそれをしてしまうとそのケアがフタとなってしまい、皮脂膜は再生出来ないのです。(特に乳液)

そしてどんどん肌の機能低下に繋がり、自分で皮脂膜を作らなくなってしまいます

 

でも本来の肌が持っている保湿ではなく人工の保湿(化粧水や乳液など)をしているので、そのことには気が付きませんよね・・・。

肌断食は皮脂膜を作る機能が劣っているためバリアが作れず、肌の突っ張りやガサガサが酷い状態が起こります。

この界面活性剤や化粧品のせいで皮脂膜が作れなくなっている肌の状態を回復するのが、肌断食の一番のヤマなのです。

まとめ

肌断食で使うワセリン、使う量には注意が必要です。

なぜなら塗り過ぎは自分で皮脂膜が作れなくなった肌を、作れるように回復させているにもかかわらず、ワセリンがそれを邪魔をするからです。

またニキビや毛穴の詰まりの原因にもなります。

 

そのため痛いからといってやみくもにワセリンを塗るのではなく、洗顔後肌の状態を観察しつつ、どこが乾燥して痛いのか、どこに付ければ痛みや突っ張りが取れるか?など、全体に塗るのではなくある部分だけ塗って、他は塗らないなど、様子をみて欲しいなと思います。

最初は痛いので、ワセリン!!と思ってしまいますが、ちゃんと見極めて使うと回復も少しは早くなると思います。

 

また種類もいくつかありますので、合わないと思ったら不純物が少ないものに変えてみて、それでもダメな場合は馬油かホホバオイルを試してみてくださいね

塗らないで頑張るのもいいのですが、使い方やなぜ使うのかを理解してコントロールすれば、ワセリンはうまく使った方が痛みの軽減になるため、ストレスフリーで続けやすいです。

肌断食は基本、皮脂膜を自分で作れるようになるまでの乾燥と突っ張りと肌トラブルに耐えられればヤマを超えますので、そこを上手く乗り切れば失敗する事は少なくなると思います。

 

ですのでうまくワセリンと付き合ってくださいね。上手に使えば頼れる存在になりますよ。






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