22 Apr 2018
【記事公開日】2018/04/22
【最終更新日】2018/09/05
記事の目次 好きな所から読めます
クレイ洗顔を使うとニキビが治ったという声と悪化したという声を良く聞きます。一体どちらなんでしょう?
またニキビやニキビ跡に効果がある使い方や種類はあるのでしょうか。
クレイ洗顔はニキビに効果がある?
クレイ洗顔はニキビに効果があるのでしょうか?
クレイ洗顔はクレイの粒子がとても小さい為、毛穴の奥の汚れを取る事と、ミネラルなどが入っているため肌に優しい事、また必要以上の皮脂は取らない事から、肌の汚れを取りつつ潤いは守り、界面活性剤などの肌に負担をかけるものが入っていないため乾燥が原因のニキビには効くといわれています。
なぜなら通常の洗顔料は乾燥を招き必要以上の皮脂を奪い、乾燥が酷くなるからです。
その結果肌は余計に皮脂を出してしまい毛穴が詰まります。
そしてターンオーバーが狂い、必要以上に角質が早くできてしまいすぐに剥がれおちます。
そして余分な皮脂を混ざって角栓ができニキビが出来るというサイクルがずっと続くからです。
そのため界面活性剤などを使用せず、見えない汚れも吸着し適度な潤いが保てるクレイ洗顔はニキビには相性がいいのですが、それでも使うにあたり注意事項があります。
これを間違えるといくらニキビに効果的なクレイ洗顔でも、ニキビが悪化する恐れがあるのです。
クレイ洗顔のニキビへの注意点
クレイ洗顔は、入っているクレイの種類や洗い方、回数、洗顔後の保湿ケアをしっかりおこなえばニキビには効果があります。
しかし以下の事をしてしまうと、いくら肌にいいクレイ洗顔だといってもニキビは良くなりません。
クレイの強さは合っているか?
ニキビが酷いばあいでクレイを選ぶときは、あなたの肌にとって汚れの吸着力の強いもの、刺激がきついものを使っていないか確認してください。
たとえばニキビが酷い状態で、汚れをかなり吸着するクレイ洗顔を使うといくらクレイ洗顔でも肌に刺激を与えてしまいます。
そんな時はまずミネラルが豊富で吸着力が普通程度のものから使い、ニキビの様子をみながら、徐々に強めのクレイに変えていく事をおすすめします。
また凄く乾燥している肌に、強い吸着力のクレイ洗顔を使っても逆効果です。
まずは優しいクレイから少しずつステップUPしていき、状態が良くなってから肌に合わせて強めのクレイを選ぶという方法がおすすめです。
ニキビを早く治したい、乾燥肌をどうにかしたいという気持ちは解りますが、いきなり肌の状態をみずに効果の強いクレイ洗顔を使うのは、やはり肌を傷めてしまうだけです。
いきなり肌に合わない強いクレイ洗顔を選ぶと、ニキビは悪化してしまう可能性が高くなってしまいます。
市販のクレイ洗顔は本当にクレイが入っているか?
クレイ洗顔をする際には、しっかり天然のクレイが入っているがチェックしてくださいね。
天然のクレイの粉を使うならいいのですが、市販のクレイ洗顔を使う場合、ほとんどクレイが入っておらず代わりに界面活性剤が入っているクレイ洗顔も出ています。
そういうクレイ洗顔を使うと、名前だけのクレイ洗顔でただの洗顔剤と同じため、ニキビに効果があるかといわれると疑問です。
ちゃんとしたクレイ洗顔を使わないとニキビには効果を発揮しません。
クレイ洗顔の回数ややり方は?
きれいになりたいとクレイ洗顔を何回もする人がいます。しかし洗顔には回数があります。通常は夜だけでOK。この回数以上にしてしまうとクレイ洗顔でもよくありません。
また朝はぬるま湯で洗うだけにしておきましょう。
クレイ洗顔は泡立ちが悪いので、ゴシゴシ肌をこすって洗うと肌を傷つけてしまいます。
肌に傷をつけない様に優しく洗い、時間をおかずにさっと流してくださいね。
洗顔の回数と洗顔方法が間違っていると、クレイ洗顔でもニキビはできてしまいますし、治りにくくなります。
保湿はしているか?
クレイ洗顔は肌には優しく保湿成分も多少はありますが、肌をしっかり保湿してくれる訳ではありません。
クレイ洗顔の保湿機能は、洗顔後の保湿とはまた別ものになるため、クレイ洗顔をした後は、洗顔後3分以内に保湿をしっかり行ってくださいね。
できれば界面活性剤の入っていない化粧水や美容液で保湿することをおすすめします。
また乳液は界面活性剤が入っているものが多い為、油分をつけたいならホホバオイルなどにしておくと安心です。
保湿ができていないと、肌が乾燥しニキビの原因になってしまいます。
メイク用品やクレンジングも変えれば最強
クレイ洗顔は肌に優しいですが、クレイ洗顔の前にメイクをメイク落としで落としている場合は、メイク用品とクレンジング剤を変えることもニキビには有効です。
メイクはクレイ洗顔や石鹸で落とせるミネラルファンデーションに、もしメイク用品を変えたくないなら、クレンジング剤のタイプをバームにすると肌の負担がかなり減ります。
ニキビができる原因は肌の乾燥ですが、その乾燥を一番悪化させているものがメイクとそれを落とすクレンジング剤、洗顔の際に使う洗顔フォームです。
この3つが肌に優しいものに変われば、少しずつですが肌はキレイになってきますよ^^
クレイ洗顔をしてニキビに効果をだしたいと思う場合は、最初から強いクレイ洗顔は控える、使っている市販のクレイ洗顔にクレイが入っているか確認する、洗顔方法や回数がただしいか、保湿はしているか?メイク用品やクレンジング剤が強すぎないか。
をまず確認してみてください。ここが違っているとニキビが悪化する事もあります。
クレイ洗顔を使ってニキビに効果が無いと思う場合は、まず上記の事を確かめてみましょう。
ニキビに効果があるクレイの種類は?
ニキビに効果があるクレイは、レッドクレイ・ガスール・モンモリロナイト・グリーンクレイなどがあります。
ただ最初からこのどれかを使うと作用がキツすぎる場合もありますので、ホワイトクレイなどと混ぜて使い、様子をみてこのクレイだけにしてみるといいですよ。
またクレイ洗顔はニキビに効くと言われていますが、クレイの瘢痕修復効果を使ってニキビ跡はキレイになるのでしょうか?
効果は人それぞれで違いますし、期間などによっても変わりますが、クレイを使ったニキビ跡を治す方法をお届します。
クレイでニキビ跡を治す方法
クレイの中で瘢痕(はんこん)形成作用があるクレイはホワイトカオリンです。
ホワイトカオリンは、効果の効き目が弱いクレイなので、毎日の洗顔で使っても、週1回のパックで使っても、どちらでも良いかなと思います。
またグリーンモンモリロナイトも瘢痕形成効果があると言われていますが、効果の作用が強いクレイなので、慣れて来たらグリーンモンモリロナイトを少しずつ混ぜてみたり工夫をしてください。
最初からグリーンモンモリロナイトのみを使うと、肌の状態や肌の強さでは肌がカサカサになったり、乾燥して逆効果になる可能性がありますよ。
ホワイトカオリンでクレイ洗顔をする場合
クレイ洗顔の基本の配合
- 固形の場合 5g(親指の爪の大きさ4個ほど)
- 粉末の場合 5g(大さじ1/2杯ほど)
に水大さじ2/3ほど加えて溶かしてペーストを作ります。
これを目と口以外の顔全体に伸ばし1分程置いたら、ぬるま湯で流します。
この時伸ばしたクレイが乾かない様に気を付けてくださいね。 もし乾いて来たら、少し水分を与えてクレイを湿らせてください。
ホワイトカオリンでクレイパックをする場合
クレイパックの基本の配合
- 固形の場合・・・30g に精製水20g(小さじ4)
- 粉末の場合・・・30g(大さじ2)
これに精製水20g(小さじ4) でペーストを作り、肌が隠れる位厚めに目と口以外に塗ります。15分程置いてぬるま湯で洗い流します。
パックも同じで、クレイが乾かない様に注意してください。乾いて来たら霧吹きでスプレーして湿らせたり、いつもクレイが湿っている状態を洗い流すまではキープしてくださいね。
目安の期間は?
ホワイトカオリンでニキビ跡を治して行く期間は、酷さや範囲など人それぞれで違うため、これだけの期間を行えば良いと言う風には言えませんが、最低でも1ヶ月は続けてみてください。
ニキビ跡は出来てしまった時や、肌の表皮に出来ている場合はターンオーバーやクレイなどでもキレイになって行きます。
しかし表皮の下にある真皮までニキビ跡がいってしまっている場合は、修復不可能です。その度合が酷いほどクレイでも太刀打ち出来ないものもあります。
ボコボコのクレーターの様になっている場合は、クレイの瘢痕形成作用の時間が掛かったり、治すのが難しい場合もありますので、その場合は皮膚科に掛かった方が早くキレイに治ると思います。
まとめ
クレイ洗顔でニキビやニキビ跡を治す使い方と種類をお届けしました。
ニキビなどはできてしまうとイヤですが、根本的な原因を取り除けば回復に向かうことが多々あります。
肌が乾燥しないように、肌によいものを使って少しずつニキビを治してくださいね。
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