生コラーゲンの美容液や化粧品の成分は?冷蔵庫に入れ忘れたときは

【記事公開日】2018/04/08
【最終更新日】2019/09/10





生コラーゲンで低分子のものは肌に浸透するため、効果は期待出来るのですがその分成分には気を付けなくてはなりません。

なぜなら界面活性剤などの化学成分は環境ホルモン(化学成分が肌から体内に吸収されホルモンに異常をきたす事)と関係しているため、浸透する分身体に害の無いものを選ぶ必要があるのです。

 

どれだけ肌に効果があっても、その裏で生コラーゲンに化学成分が含まれていてその成分がジワジワと身体の中に浸透してしまうと、不妊や生理不順、更年期障害、アレルギー、ホルモン系のバランスが崩れるなどの症状が出る恐れがあります。

肌につける美容液や化粧水、化粧品は成分をよく確認して購入しましょう。


生コラーゲンの美容液や化粧品の成分をチェック

生 コラーゲン 美容 液

現在、生コラーゲンを販売しているところで成分が安心な美容液や化粧品はニッピコラーゲンとフェースです。

ニッピコラーゲンは老舗のコラーゲンを扱う会社で、コラーゲンを使った再生医療や手術用品の開発などにも携わっていますし、フェースも東京理科大学と生コラーゲンの開発に取り組んで商品開発を行っており特許も取得。

 

この2社は安心して生コラーゲンの化粧品や美容液を購入出来るのではないかと思います。

 

ではこの2社の扱う生コラーゲンの成分を確認しておきましょう。

ニッピコラーゲン

生 コラーゲン 化粧品

  • ●使用コラーゲン:水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン
  • ●成分:水、グリセリン、塩化Na

塩化Naは親水性増粘剤などで身体に毒性や害はありません。

無香料・無着色・保存料無添加・界面活性剤不使用・アルコールフリー・オイルフリーで6つのフリーを約束は嬉しいですよね。

 

こんな感じでほぼコラーゲンと水とグリセリンだけという成分で出来ているので安心です。ちなみにグリセリンは食品・化粧品・医薬品など幅広く使われており、多くの生物、植物の体内に存在するアルコールの一種です。

 

ニトログリセリンなどの薬に使われたり、保湿成分に使われる安心で毒性が低いもので化粧品には9割に含まれています。

♥サイトでもっと詳しく⇒ ニッピコラーゲン

フェース生コラーゲン

生 コラーゲン 美容 液

  • ●使用コラーゲン: 生コラーゲン、ナノコラーゲン、水溶性コラーゲン
  • ●成分:リン酸2Na、マンニトール、ラフィノース、リン酸K、ヒアルロン酸Na、トレハロース、グリセリン、BG、水添レシチン、加水分解エラスチン、フィトステロールズ、カルボキシメチルデキストランNaです。

ニッピに比べると色々入っていますね。

しかし合成界面活性剤・パラベン・フェノキシエタノール・エタノール ・鉱物油・色素・香料無配合の7つのフリーは必須条件です。

 

気になる成分を1つずつ見てみましょう。

●リン酸2Na・・・核酸の構成をする成分となっているために代謝などにも必要な成分。皮膚を通過するとき基底層で酵素の働きによりアスコルビン酸に加水分解されビタミンCとして作用する働きがある。●マンニトール・・・自然界に最も多い糖アルコール成分。ビタミン類やアミノ酸などの成分を安定化させる働き。

●ラフィノース・・・植物に含まれるオリゴ糖で保湿とラメラ構造の安定をサポート

●リン酸K・・・・・生体系保湿成分のひとつでpH調整剤等に使用。生体の維持成長や代謝に必須とされる成分。

●ヒアルロン酸Na・・ヒアルロン酸は安全性・安定性の高い保湿成分。1gで水6リットルを保持する保水力があります

●トレハロース・・・天然成分で高い保湿力と肌の細胞を保護できる効果がある/p>

●BG・・・・・・・石油由来と植物由来がある保湿剤。この商品は植物由来。ただし敏感肌の方はかぶれが出る事もあり。

●グリセリン・・・・・生体内で作られるものと同じ保湿剤なので安心

●水添レシチン・・・・自然界に元から存在する界面活性効果を活かした成分で肌荒れ予防と保湿効果がある。

●加水分解エラスチン・・動物や魚のエラスチンを加水分解して可溶性にしたもの。魚のエラスチンはアレルギーなどの心配はないが、動物のエラスチンはアレルギーが出ることがある(生コラーゲンは魚のエラスチンを使用)またエラスチンは生体内の皮膚に存在し、コラーゲンなどと一緒に組織の伸縮に関わっているタンパク質。

●フィトステロールズ・・植物由来のコレステロールで、角質と角質の隙間を埋める水分である細胞間脂質としての役割がある。

●カルボキシメチルデキストランNa・・合成ポリマー・結合剤・乳化安定剤・親水性増粘剤などに使用。

カルボキシメチルデキストランNaは親水性増粘剤として微量使われています。ただ敏感肌さんや肌には良くないものは絶対に使いたくない!という人には微妙な成分です。

 

♥もっと調べる!フェースのサイトはこちら⇒ フェースラメラ構造

 

安心して使うため有名ところの生コラーゲンの成分を確認してみましたが、ニッピはほぼ何も不要な成分は入っておらず、成分だけでいうと安心志向の人にはニッピはがおすすめですね。

フェースは沢山の保湿成分が入っている分、カルボキシメチルデキストランNaが害のない程度に微量入っているという結果になりましたが(成分の一番最後の記載なので一番少ないのは少ないのですが・・)保湿効果の方が大事!という人にはフェースの方がおすすめかなと思います。


生コラーゲンを冷蔵庫に入れ忘れたときは?

生 コラーゲン 冷蔵庫 入れ忘れ

生コラーゲンはニッピもフェースも冷蔵庫保存が基本です。

しかしあまり化粧品や美容液を冷蔵庫にいれない習慣があるため、うっかり入れ忘れる人が多いんです。

もしも生コラーゲンを冷蔵庫に入れ忘れたときはどうすればいいのでしょうか。

 

答えは入れ忘れても使えることは使えるようです。

フェースのQ&Aでは下記のように書かれています。

ラメラエッセンスに配合している生コラーゲンは、熱に弱く、常温で放置しておくと変性し、保水力が低下します。

そのため溶解後は保水力を保つために冷蔵庫で保管してください。

万が一常温で放置してしまった場合、保水力が軽減していますが、品質には問題ありませんので、そのままご使用いただけます。

冷蔵庫に入れ忘れると、使えますが一番重要な保水力が落ちてしまうのですね・・・。

 

これはちょっとショック。そのため折角の肌の保水力を期待して購入しているので、冷蔵庫に入れ忘れることがないように使いたいものです。

まとめ

生コラーゲンを使用する以外でも、成分をみて購入することは大事です。

特に界面活性剤などの成分は肌にダメージを与えますから、入っているよりは入っていない方がいいのは確かです。

 

なかなか乾燥が治らない場合、界面活性剤などが入っていないものに変えるだけでも違ってくることもありますよ。

そのため、肌にいいものを使うという意味合いでも肌断食が人気ですよね^^

 

若いときはまだいいですが、年齢を重ねるに連れて肌にいいものを使って、きれいな素肌を維持したいものです。






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