ノンナノ化粧品とは?ファンデや日焼け止めとコーティングとの関係

【記事公開日】2018/02/18
【最終更新日】2018/09/01





ノンナノやナノ粒子って聞いたことがありますか?

なんとなくイメージで細かい粒子?というようなイメージがありますが、実は肌をキレイにすることにとても関係があることなんです。

ノンナノ化粧品とはなんなのか?またノンナノが使われていないファンデーションや日焼け止めは一体どういうものなのか?

 

ノンナノとセットで検索されるコーティングとの関係についてもお届けします。


ノンナノとナノ化とは?

ノンナノ ファンデーション

ノンナノとはナノ化していない粒子を使った化粧品などのことです。

またナノの単位は10億分の1で、このサイズにまで細かくしたものをナノ化といいます。

 

ナノ化しなくても元々化粧品などに使用される粒子ははかなり細かいものなのですが、化粧品に使うとなるとノンナノの状態だとまだかなり荒く、ファンデに使用するなら塗るとザラついた感じがしますし、日焼け止めに使うと白浮きしてしまいます。

これを避けるためにナノ化という更に細かい粒子にし、なめらかにすることでファンデだと肌ざわりをなくしたり、日焼け止めだと白浮きを少なくすることができるので、ナノ化すると都合がいいわけです。

 

ファンデを塗るとザラザラしていたり、日焼け止めを塗ると凄く顔が白浮きするのはやっぱりイヤですもんね。

そのため多くの化粧品は粒子をノンナノの状態で使うのではなく、ナノ化したものを使って作っています。

粒子とは粉状のもので化粧品によく使われるものだと酸化チタンという物質があり、白くみせるために化粧品などにはよく使われています。

 

じゃあナノ化することの何が問題なの?と思いますよね。


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ナノ化すると何が問題?

ノンナノ コーティング 日焼け止め

ナノ化することで現在いわれている問題は2つあります。

1つ目は粒子が細かすぎるため、皮膚のバリアを通り抜け体内に蓄積されて、免疫細胞に異常をきたすのではないかということ。

2つ目は肌の酸化を助長してしまうのでは?と、現在この2つが問題だといわれています。

 

よく使われる酸化チタンは、酸化という名前から活性酸素を発生し、肌の老化を促進するといわれているため、これを加速させてしまうのではと考えられているんですね。

このことから、ナノ化するのはよくないのでは??と考えられているのです。

しかしこの考えに対しての答えは明確ではなく、実際肌に負担があるのかどうか?老化を加速させるのか?体内に蓄積されるのかはまだ解っていません。

 

じゃあどうすればいいのか?その解決策がコーティングです。


ノンナノ化粧品のコーティングとの関係は?

ノンナノ 化粧品

ナノ化した方がファンデーションだとなめらかな仕上がりになり、日焼け止めだと白浮きを減らすことができる。

でもナノ化すれば、肌に負担がかかるのではといわれている。でもナノ化しないとザラザラ感や白浮きが目立ってしまう。

 

そこで考えられたのがコーティングで、ノンナノ状態のものをシリカやアルミナ、水酸化アルミニウム、ラウロイルリシンなどでコーティングすることでなめらかな質感をだし、ナノ化より肌への負担を減らすというものです。

もし仮にナノ化が肌への負担があったとして考えると、肌への負担が少ない順に

  • 1ノンナノをコーティングしたもの
  • 2ナノ化したもの
  • 3ノンナノの状態

となるため、ナノ化したものにくらべると質感や白浮きなどは落ちる可能性もありますが、肌への負担を考えた場合ノンナノをコーティングしたものが一番安全ということになったのです。

 

そのためノンナノ状態のものをコーティングしたものを使うほうが、ナノ化の危険性が明確になっていない今、一番いいのではといわれているんですね。

 

またコーティングを何でするかでも変わってきます。自然素材のもので行うのが一番いいのですが、これを界面活性剤やシリコン、合成ポリマーなどで行ってしまうと肌には負担が大きくなります。

実際、コーティングしている成分の記載は義務ではないため、なにでコーティングされているのかは記載がないと解らない部分もあるのですが、肌への負担が一番少ないものは、ノンナノを自然素材でコーティングしたもの。これになるのです。

 

コーティングをなにで行っているのかは、メーカーに聞くと教えてはくれますよ^^


肌断食で使うミネラルファンデのノンナノ化

肌断食のメイクで使われるミネラルファンデの成分は酸化チタンや酸化亜鉛というものがあります。

この酸化チタンや酸化亜鉛がノンナノなのか、ナノ化されているのか?ノンナノなら何でコーティングされているのかを気にする人も増えてきました。

 

ノンナノ状態なのか?何でコーティングされているのか記載されていることもありますし、わからなければ電話して聞くと教えてくれます。

ナノ化が本当に肌への影響があるのかどうかが解らない分、一番安全なノンナノを自然素材でコーティングしたものを使いたいと思ってしまいますよね^^

まとめ

ナノ化したものが本当に肌への影響があるのかどうかは解っていません。

そのため多くの化粧品は質感や白浮きなどを防ぐためにナノ化したものが使われています。

またノンナノ状態のものを何でコーティングしているかでも変わってきます。

 

一番はノンナノを自然素材でコーティングしたものですが、成分に書かなくてもよく成分をみてもわからない部分も多いので、メーカーに聞くことが一番の近道です。

知らずに使っていますが、わかると化粧品の成分は奥が深いものですね^^





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